サイディング張り~破風板の取り付け作業
こんにちは!
本当に寒くなり、体調不良になりそうです 😥
しかし、作業中は気を引き締めて頑張ります☆
今日は、新築のサイディング張り~の破風板取り付け作業です。今回使用のサイディングは、これです↓
ネオロック・光セラ16(16mm厚) ディレクトーン
ケイミューから出ているセルフクリーニングが特徴の光セラシリーズです。
なんと色褪せ15年保証付き。
シックな外観に仕上がりそうですね。
仕上がりが楽しみです 🙂
午後からは、別の現場に移動して、破風取り付けです。
破風といってもピンのとこない方もいらっしゃると思うので、一応ご説明を。
破風(はふ)とは屋根の先端に取り付ける板のことです。
1.風や雨水の吹き込みを防止
屋根は上から吹き付ける風に対しては強いのですが、横や下から吹き込む風には弱いのです。破風板があることで、屋根内部への風の吹込みや雨水の吹込みを防止する役割を果たします。もちろん雨による壁面保護も期待できます。
2.防火性を高める
一般に個人住宅は軒を出します。仮に窓から炎が上がった場合、軒まで炎が到達するでしょう。その際、軒と破風板で屋根裏まで一気に炎が行かないよう防止する役目を果たすのです。特に屋根裏は防火材が使われていないので、延焼しやすいのです。
3.化粧性を演出
屋根を支える垂木(たるき)や母屋(もや)などの小口(切断面)が屋根の下側に見えてきます。それらを隠すために破風板や鼻隠しが付けられるのです。したがって、破風板は化粧材の役目も持っているのです。
以前までの住宅はほとんど木材主流でしたが、やはり防火性や雨水からの浸食をがを考えると窯業系不燃性のものに取り換えるのをお勧めいたします。
破風板は、常に雨風の影響を常に受けて守ってくれています。その分、劣化も現れやすい場所です。
火災保険の風災保障の対象として認められている箇所ですので、もし大雨・台風などで影響が出ている方は保険会社に確認されるといいかもしれません。
修理費だけではなく、足場費用なども支給されると思います。
一度、ご自宅の破風を眺めてみてください。
とても大切な役割を持っている破風です。現在は、白や緑・グレーなど色々選べます。
色を変えるだけで、雰囲気も変わります。
是非、お出かけついでに色々な破風を眺めてみてください 😀